<Movレベルの趣旨> 難易度だけでは移動/見切り難・物量難を判断できないため、 上記を補助する目的で使用する。 あくまで譜面密度ではなく、移動・見切りに対する難度を指定。 <変更内容について> 最近の譜面傾向から、 11keyにおいては変則的な右手移動、 11Lkeyにおいては5keyと7key(左)の同時押し、右手移動を使った譜面が出始めている。 現行のMovの基準が上記を考慮した結果になっていないため、 新たにAltレベル、上下レベルを設け、Movの指標として利用する。 ※ 基本的に移動難になればAlt難になると思われるため、   表記はこれまで通り Mov(移動+補正)で表記。 ------------------------------------------------------------------------------------ <Altレベル>  (主) 11keyの場合は右手移動、11Lkeyの場合は左手移動。  (副) 11keyの場合は左手移動もしくは変則右手移動、11Lkeyの場合は右手移動。  レベル0 : Alt要素がない。  レベル1 : 指移動のタイミングでAltを使用。ワンポイントで使われる。  レベル2 : ユニゾン、シンメトリ、交互押し、       片方一定リズムで片方主旋律のようにタイミングがそろっている状態で使われる。  レベル3 : 不規則同時押しなど、変則的な絡みがある場合(8分中心)で使われる。       レベル2の中で、見切りが難しいものもこのレベル(11Lkeyのみ)。  レベル4 : レベル3を超えるもの全般。 <上下レベル>  11Lkeyにおける変則左手移動(5keyと7key(左)の組み合わせ)を指す。  11Lkeyは右手移動しなくても左手で押せることが多いために設定。  レベル0 : 5keyと7key(左)の同時押しがない。  レベル1 : ワンポイントで使用。3(4)キーを併用しない。  レベル2 : 規則的な繰り返し(4分中心)で使われる。3(4)キーを併用しない。  レベル3 : 不規則な同時押しを含む(8分中心)。3(4)キーを併用することもある。  レベル4 : レベル3を超えるもの全般。 <Movレベル> ※ Altレベル、上下レベルがMovの示す値より高い(低い)場合は補正(↓、−、+、↑)がつく。 ※ レベル表記で括弧書きになっているものは、メインは括弧なし、たまに括弧あり。 <11key>  Mov A   Altレベル(主):レベル0(〜1)   5keyと7keyを意識的に分けて進行(パートごと)。   移動猶予も移動するのに十分な時間(半小節以上)を置いている。    Mov B   Altレベル(主):レベル1(〜2)   Aよりも移動間隔が短い(1小節〜数小節ごと)。連続移動はない。   Aの中で、右手単独で移動させる(SDFを挟まずに矢印⇔JKLの移動がある)場合。     Mov C   Altレベル(主):レベル2(〜3)   4分を中心とした移動で、連続移動になることもある。   移動タイミングは規則的なことが多い。     Mov D   Altレベル(主):レベル3(〜4)   4分を中心とした移動。   移動回数がCよりも多く、連続移動になりやすい。   Cよりも不意打ちな移動が顕著に現れる。     Mov E   Altレベル(主):レベル0〜4   Altレベル(副):レベル1(〜2)   左手移動、変則右手移動を伴う。(左手移動、変則右手移動が入った時点でE確)   ※ 変則右手移動・・・       JKL、矢印といった固まりで移動するのではなく、       Lと右、Kと上を同じ手で押しながら対処する移動方法。(例:Watchdog / izkdicさん)      上記を含まない場合でも、8分中心の移動の場合はEに該当。    Mov F   Altレベル(主):レベル3〜4   Altレベル(副):レベル2〜3 (クロス移動初中級)   クロス移動を伴う。(クロス移動が入った時点でF確)   7key部分を左手で捌く場合もある。     Mov G   Altレベル(主):レベル4   Altレベル(副):レベル4 (クロス移動上級)   Mov Fを超えるもの全般。   その場に応じて、打ち方を変則的に変えながら   打たないと間に合わない場合。  ※ Mov G以上の差別化は、移動難以前に物量難であることが多いため、    Movとして分けるよりも難易度として表記した方が妥当だと考える。    (それでも左手・クロス移動を含む物量譜と、右手移動のみの物量譜の棲み分けはできるはず) <11Lkey>  Mov A   Altレベル(主):レベル0(〜1)   5keyと7keyを意識的に分けて進行(1小節〜数小節ごと)。    Mov B   Altレベル(主):レベル1(〜2)   Aよりも移動間隔が短い(2〜4分)。たまに連続移動も発生する。   Aの中で、左手単独で移動させる(JKLを挟まずに矢印⇔SDFの移動がある)場合。     Mov C   Altレベル(主):レベル2(〜3)   上下レベル  :レベル0(〜1)   4分中心の移動、もしくは2〜4分中心の連続移動(規則的)。   (上下同時押しが入った時点でC確)。     Mov D   Altレベル(主):レベル3(〜4)   上下レベル  :レベル0(〜1)   4〜8分中心の移動・連続移動、たまに16分移動。   Cよりも不意打ちな移動が顕著に現れる。     Mov E   Altレベル(主):レベル4   上下レベル  :レベル1〜2   8〜16分中心の移動。左手にかかる負担が大きい。   右手移動の要らない、上下同時押しを含む配置が多く発生する。    Mov F   Altレベル(主):レベル3〜4   Altレベル(副):レベル0〜2   上下レベル  :レベル3   右手移動を伴う、もしくは伴わない場合でも複雑な上下移動を伴う場合。   (右手移動が入った時点でF確)     Mov G   Altレベル(主):レベル4   Altレベル(副):レベル3〜4   上下レベル  :レベル4   Mov Fを超えるもの全般。   その場に応じて、打ち方を変則的に変えながら   打たないと間に合わない場合。 <Mov補正について>  補正値は ↓、−、(無印)、+、↑の5段階表記。  マイナス、プラス要素が共存する場合は相殺。  ↓(2段階マイナス)    局所難を除くMovレベルが2段階以上、下になる場合。    または、Altレベル/上下レベルが合計で2段階以上、下になる場合。     −(1段階マイナス)    局所難を除くMovレベルが1段階、下になる場合。    または、Altレベル/上下レベルが1段階、下になる場合。  (無印)    補正無し。  +(1段階プラス)    Altレベル/上下レベルが1段階、上になる場合。    または、Altの関係で見切りが(Movに対して)難しい場合。  ↑(2段階プラス) ※従来の*に相当    Altレベル/上下レベルが合計で2段階以上、上になる場合。    または、Altの関係で見切りが(Movに対して)難しい+Altレベル/上下レベルが1段階上の場合。