キー数紹介

多鍵祭ということで、今年もDancing★Onigiriのキー数紹介を行っていきます。
(昨年のキー数紹介は多鍵祭'15のリンクより)
今年は趣向を変えて、多鍵をいくつかのパターンに分類してみました。

主観を含むため、必ずしもこうとは言えないところもありますが、
キー数間の関係性を見ることで、また違った見方ができるのはないかと思っています。

キー数の説明にキーボードのイメージ図を載せていますので、
どういう感じで打てばいいかの参考になれば幸いです。
黄色・水色が対応キーを表し、オレンジ・空色は代替キーであることを表します。

Dancing★Onigiriについて

danoni Dancing★Onigiri(通常ダンおに、Dan★Oni)は、リズムや音に合わせて画面上を流れてくる矢印が、
画面上に固定して表示されている矢印(ステップゾーン)と重なった瞬間に、
その矢印に対応するキーを押すゲームです。

2003年にO-toroさんがソースを公開して以降、
さまざまな作品がダンおに製作者を通して公開されています。

ダンおにの多鍵は、このステップゾーンのパターンを拡張して作られたもので、
現在は5keyと7keyを中心に、多くのキーが存在しています。


◆参考リンク(外部リンクへ飛びます)

バランス型 (7 /9A /9B /7i /9i key)

対応キーに対し、指の位置がほぼ決まっているパターン。
いわゆる崩しがないため、演奏感のある譜面が作りやすい傾向にあります。
大階段が映えるのもこれらのキーの特徴です。

7key

おにぎりを中央に、左右に3つずつ並ぶキーが7keyです。
おにぎりは階段の一部にも、5keyのような裏打ち、強調にも使用できるためいろんな使い方ができます。
3つ押し以上の同時押しがきれいに嵌りやすく、使い方によって譜面を軽くも重くもできる幅広さがあります。

7key7key-kb

9Akey

7keyを拡張し、両方に上キーがくっついた形が9Akeyです。
5keyを両手で使うキーにも取れるのでダブルプレイとも呼ばれます。
デュエット曲など左右を意識した曲で使われることが多い傾向にあります。

9Akey9Akey-kb

9Bkey

7keyを横に拡張し、「A, +」キーがくっついた形が9Bkeyです。
7keyよりもダイナミックな表現が可能で、ピアノ曲でよく使われる傾向にあります。

9Bkey9Bkey-kb

7ikey

矢印キーに、ギコ・おにぎり・イヨウのキャラクタが「Z X C」に対応する変則7keyです。
スペースキーを使わないために軽快な配置が可能で、横の広さから演奏感も出せるのが特徴です。
ところによって5key、7keyのような使い分けができるのはこのキーの強みと言えるでしょう。

7ikey7ikey-kb

9ikey

7iのキャラクタの部分が5つになったキーです。
キャラクタと矢印のスクロールが逆になっており、左右を分離するような構成が映えそうなキー構成になっています。

9ikey9ikey-kb

指移動型 (11 /11L /13 /15A /15B /14i /16i key)

手をダイナミックに動かす、指移動が存在するパターン。
複数のキーを合成した形になっており、楽曲の流れやポイントでこの指移動を使うと強い印象を与えることができます。
上下から矢印が降ってくるのも、このパターンの特徴。11keyを始めとして、派生キーが多く存在しています。

11key

5keyと7keyを組み合わせたような形を持つのが11keyです。
双方の表現がどちらもできるため、場面に応じて5keyや7keyを切り替えるといった表現もできます。

5key部(矢印キー)と7keyの右側(J K L)を右手で処理する「右手移動」、
5key部と7keyの右側の両方を取る「左手移動」や「クロス移動」によってダイナミックな表現が可能なのが大きな特徴です。

11key11key-kb

11Lkey

11keyの左手版の11Lkey。左手が担当するキーは7~8個と、癖の強いキー構成です。
左手側のキー配置はいずれも隣接しており、ちょっとした移動であれば手が届いてしまう距離にあります。
これを利用した上下を跨ぐ同時押し(二次元配置)は強い印象を与えるのに効果的で、このキーの特徴と言えます。

11keyと比較して指移動しやすいため、場面に応じた変化というよりは11個のキー全体をフルに使う譜面が多い印象があります。

11Lkey11Lkey-kb

13key

5keyと9Akeyを組み合わせたような形を持つのが13keyです。
矢印キーが3つあることからトリプルプレイとも呼ばれます。

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15Akey

11keyと11Lkeyを組み合わせた形を持つのが15key[TypeA]です。
双方の特色を持っており、11keyのダイナミックな移動に加えて11Lkeyの二次元配置もできるという、欲張りなキー構成になっています。

15Akey15Akey-kb

15Bkey

7keyの上に9Akeyが乗っかったような構成になっているのが15key[TypeB]です。
移動がしやすい11Lkeyの特性を活かし、上下に駆け回る移動ができるのがこのキーの特徴です。

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14ikey

7ikeyと7keyを組み合わせた形の14ikey。

14ikey-kb

16ikey

7ikeyと9Bkeyを組み合わせた形の16ikey。

16ikey-kb

運指型 (5 /12 /11i /17 /1 key)

状況によって対応キーの打ち方を変えるパターン。
自由度が高く、その分そのキーに特化したいろいろな打ち方ができるキーと言えるでしょう。
その特性ゆえか、癖のあるキーが多いのも特徴の一つです。

5key

Dancing★Onigiriの代名詞とも言えるおにぎりが、矢印キーの横についたものが5keyです。
矢印キーとスペースでプレイする、片手5keyの打ち方が一般的です。

キーコンフィグが普及してからは、7keyに近い「D F J K スペース」「D F J K L」といった明確に両手で5keyをするスタイルと、
同じ矢印キーとスペースでも、状況により両手に持ち替えてプレイする両手打ちがあります。

両手5keyを行うメリットとしては、同時押しが多重に連続する場合に両手で打つことで負荷を軽減できるメリットがあります。
一方で、矢印キーに集中するためおにぎりの多い譜面には不向きと言われています。

シンプルながらいろんな打ち方・譜面幅のある5keyは、
見方によってはバランス型・スクラッチ型にも取れる部分があり、ある意味で万能だと言えます。

5key5key-kb

12key

Dancing★Onigiriに存在するキーの中で、特に癖の強いキーがこの12keyです。
キーボードを縦に使用し、左右の指で矢印を分担しながら処理します。

上段(U I 8 O)、中段(J K L)、下段(N M < >)と矢印のやってくる場所を押さえながら捌く必要があり、
どう押せばいいかは状況によって変わってきます。
ある程度基本となる型を自分の中で持っておいて、必要に応じ崩していくのがこのキーの特徴です。

12key12key-kb

11ikey

D(ギコ)とK(イヨウ)を中心に4keyが並び、おにぎりが真ん中にある変則11keyです。
キー配置が独特で、必要に応じて手を傾けたりする動作が入ることからこの分類としました。

11ikey11ikey-kb

17key

左右に多くの矢印が並び、真ん中におにぎりがある17key。
現状ソース公開されている中では使用するキーの数が最も多く※、いろいろな可能性を秘めているキーです。
※公開作品の中には17を超えるものもあります。

スクロールをAlternateにすることでキーを9key+9keyに分離することが可能で、
キーの視認性も相まって、注目されているキーの一つになっています。

17key17key-kb

1key

Dancing★Onigiriの中で別の意味で存在感があるのがこの1keyです。
おにぎりしかありませんが代替キーがあり、それにより通常のおにぎりの山の譜面が別の形に見えることも(?)

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スクラッチ型 (8 /10 /11j /11W key)

Enterなどスクラッチのようなキーがあるパターン。
Dancing★Onigiriではすでにおにぎりがあるため、さらに+αのキーがつくことで違った表現を出すことができます。

8key

7key+Enterが特徴の8key。
Enterは小指で取れる位置にあり、7key右側(J K L)との同時押しのようなパターンも見られます。

8key8key-kb

10key

9Akey+Enterが特徴の10key。
8key同様にEnterの要素が加わることで、9Akeyにプラスした要素が楽しめます。

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11jkey

Tab+9Akey+Enterが特徴の11jkey。
左右にEnterの要素が加わり、左手もダイナミックな表現ができるようになっています。

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11Wkey

下段の7keyに対して、上段が大きく離れているのが特徴の11Wkey。
Enter要素は無いですが、分類的に近い表現ができるのでスクラッチ型に分類しています。
斜めの要素が加わることで、また一味違った構成が楽しめます。

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