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エディターを使う
基本的な使い方
エディターデータのセーブ・ロード
テンポ変化・拍子変更・速度変化について
ショートカットについて
[Plus] 変数カスタマイズについて
[Plus] 右側の表示項目について
[Plus] 外部エディターへの書き出し(ドイルさん/FUJIさんエディター)
[Plus] ステップマニアのエディターから譜面作成する際の注意

エディターを使う

ここでは、swfにも付属している1.のエディター(ティックルエディター)を使用します。
2, 3(ドイルさん、FUJIさん)のエディターについては別途説明書をご覧ください。

swfから行う場合は、[ [Plus] swf付属エディターの使い方 ]に従って
エディターを開いてください。
エディターから直接行う場合は、ダウンロードしたエディターを開きます(exeファイル)。

初めから作る場合は、スタート画面から「新規作成」を選んでください。
前の続きから作る場合は、「ふっかつのじゅもん」を選びます(後述)。

基本的な使い方

エディター画面

作成画面に移ったら、
まずFirstNum(FirstNumber)とInterval(4分間隔)を設定します。
設定の仕方は [ FirstNumber, 4分間隔の計測 ] 以降を参考に。

作成画面のコマは、どこに、どのタイミングで矢印(or 速度変化, 拍子切替)
を配置するかを表します。
7keyの場合、左から順に
 「←」「斜め左」「↓」「オニギリ」「↑」「斜め右」「→」「速度変化」「拍子切替」
となっています。ステップゾーンの順番にほぼ対応しています。

コマの種類は以下の通りです。
コマ色はクリックしたときの色を表します。

コマ色 内容
赤/青/橙 矢印・おにぎりコマ(単発)
水色/空色/茶/濃桃 フリーズアローコマ (矢印コマを2回押す)
速度変化(全体加速)コマ
速度変化(個別加速)コマ (全体加速コマを2回押す)
桃(縦長) 拍子切替コマ

コマを消す場合は、1クリックもしくは2クリックで消えますが、
「SHIFT」キー+クリックにすると一度で消えます。
※ フリーズアローは必ず対にしてください。
  またフリーズアロー中に単発矢印を入れたり、
  ストップ中に矢印・フリーズアローを入れないで下さい。

ページが足りなくなったら、「→」キーを押せば続きが表示されます。
戻るときは「←」キー。
(右上にあるページ移動ボタンでも移動できますが、キー移動の方が手軽です)

作っている譜面が2譜面目以降になる場合は、
右側にあるボックス「TuneNum」の値を変えてください。
2譜面目なら「2」, 3譜面目なら「3」です。

◆ 譜面の取り出し

コマをクリックして譜面を配置し、確認したいタイミングになったら「GO」ボタンを押します。
ボタン色が黄色→白に戻ったら、計算&譜面コピー完了です。
(ボタン色が戻らないうちにエディターの操作をしないでください)

コピーされた譜面を譜面ファイル(dos.txt)に貼り付けます。
(swfから起動している場合は貼り付けは任意ですが、
 完成形になったら貼り付ける必要があります。)
データ貼り付け

貼り付ける際、うっかりヘッダーデータを上書きしないように注意してください。
ヘッダー部分は残しつつ貼り付けます。
この後swfを再読込もしくはリトライボタンを押せば、譜面が反映されます。

swfからエディターを読み込んでいる場合、エディターを一旦終了し、
オプション画面に戻ったうえで「シフト」+Enterでプレイできます。

エディターデータのセーブ・ロード

◆ 譜面のセーブ

「GO」ボタンの横にある、「SAVE」ボタン。
現在までのエディター情報を保存することができます。
前回の続きから始める際に必要で、
PCがフリーズしたとしてもセーブデータがあれば復元できます。
こまめに押すようにしましょう。

「GO」ボタン同様、ボタン色が黄色→白に戻ったらコピー完了です。
テキストファイルにわかるようコピーしておきましょう。

◆ 譜面のロード

途中再開する場合、スタート画面で「ふっかつのじゅもん」を選びます。
ロードの方法にはいくつか種類があります。

ふっかつのじゅもん

方法・手順
◆ 前回のセーブデータから再開
セーブデータをふっかつのじゅもんの下にある
テキストボックスに貼り付け、「LOAD」
◆ 直前のデータから再開(セーブデータ紛失時)
「Revival」を押すと譜面が復元されるので、その状態で「LOAD」
(エディターの場所を移すと復元されません。注意)
◆ ステップマニアのエディターデータから再開
smファイルをエディターと同じ場所に配置。
smファイル名を入力し、難易度ラベルを選択。
難易度ラベルは、Easy → 1譜面目、Medium → 2譜面目、Hard → 3譜面目、
Beginner → 4譜面目。
sm -> dosの「LOAD」を押すと下記にセーブデータが現れるので、
ふっかつのじゅもんの「LOAD」を押す。
◆ セーブファイルから再開 (ドイルさん/FUJIさんエディターも含む)
セーブファイルをエディターと同じ場所に配置。
セーブファイル名を入力し、SaveFileの「LOAD」を押す。
下記にセーブデータが現れるので、ふっかつのじゅもんの「LOAD」を押す。
(ドイルさん/FUJIさんエディター対応のセーブデータでは、そのまま画面へ移る)

テンポ変化・拍子変更・速度変化について

◆ テンポ変化の方法

ページごとにテンポ変化を行える仕様になっています。
テンポ変化をしたいページで、「First Num」と「Interval」を決めたら、
「Fix」の横にあるボックスをクリックします(これでテンポ変化確定)。
必ず、入力した後にチェックをするようにしてください。

やめるときはチェックを外す(チェックの入っているボックスをクリック)ことでできます。

◆ 4拍子/3連符切替について

右端にある長いコマで、半小節ごとに4拍子・3連符が切り替えられます。
4拍子が「オレンジ」、3連符が「ピンク」になっています。
3連符にするときは、半小節の最後の1コマ(4コマ目)は入れないでください。

また3/4拍子切り替えボタンでは、
ページごとに3連符/4拍子を一斉に切り替えます。
反転するのではなく、そのページすべてが3連符、4拍子になるので注意してください。

◆ 速度変化について

譜面を作っていき、変速させたい部分で一番端のコマをクリックします(黄/紫)。
譜面出力後、譜面データを見ると変速したときには次の形で出てくると思います。

 &speed_change=500,1,1500,1,5000,1,...(数字の数は変速回数によって変化)
 &boost_data=1000,1,7000,1,...

カンマ(,)で区切られた偶数番目がすべて「1」になっているので、
これを自分のやりたい「速度変化倍率」に直します(小数点OK)。
全体加速は0でストップ、マイナスで逆走です。

例えば、上の例の全体加速で(フレーム)500のときに強制1.75倍速、
1500のときに強制2.5倍速、5000のときに元に戻す(1倍速)にしたいときは

 &speed_change=500,1.75,1500,2.5,5000,1,...

のようになります(厳密には、設定倍速×全体加速のスピードになります)。

ショートカットキーについて

エディター中、特定のキーを押すことで使用できます。

キー 内容
「Z」 ページカット(一時保存)
「X」 ページコピー
「C」 上書きペースト
「V」 重ねペースト(元の譜面の上に重ねる)
「→」 1ページ進む(シフト+で5ページ)
「←」 1ページ戻る(シフト+で5ページ)
「↑」 上シフト(ページ内コマを全部1つ上へシフト)
「↓」 下シフト(ページ内コマを全部1つ下へシフト)

"ini.txt"からこれらのキーの割り当てを変更することができます。
詳細は"ini.txt"の下側を参照してください。

[Plus] 変数カスタマイズについて

"template.txt"を使うことで、left_dataなどの変数名を自由に変えることができます。
テンプレートはキーによって異なります(必要な出力分だけ必要)。
詳細は"template.txt"をご覧ください。

[Plus] 右側の表示項目について

作成画面右側の英字のボックスはそれぞれ次の意味です。

英字 内容
FirstNum ファーストナンバー
Interval 4分間隔
TuneNum 譜面番号
pageMax ページ最大数(デフォルト:100)
FrzArrow フリーズアロー有効/無効
tuning tuningなどフッターの出力有無。
ファーストナンバー、4分間隔も出力可能
Template 変数のカスタマイズの有無。
ONにするとtemplate.txtを読込

[Plus] 外部エディターへの書き出し(ドイルさん/FUJIさんエディター)

このエディターから、2, 3(ドイルさん/FUJIさん)のエディター向けに
セーブデータを作ることができます。

それぞれ「Dsave」「Fsave」ボタンを押すことで作成されるので、
任意のテキストに貼り付けたうえで、それぞれのエディターで開いてください。
セーブボタン

機能・構造の違いから、100%の互換ではありません。
引き継がれる内容は次の通り。

◆ Export (外部エディターへ出力)

項目 StepMania 2(ドイル) 3(FUJI)
譜面展開 - O O
ファーストナンバー O O
4分間隔 O O
譜面番号 O O
テンポ変化 O O
(数値逆転△)
速度変化
(個別加速×)
O
3連符 O X
キー数対応 O
(5, 7, 7i, 9, 11)

※ FUJIさんエディターに取り込む場合で、
  譜面の一部だけ32分を使うなどの理由でページの切り替えを行う場合、
  取込に失敗することがあります。

◆ Import (外部エディターから取込)

項目 StepMania 2(ドイル) 3(FUJI)
譜面展開 O O O
ファーストナンバー × O O
4分間隔
(要微調整)
O O
譜面番号 - O O
テンポ変化 X O O
速度変化 X
(速度成分×)

(速度成分×)
3連符 X O X
キー数対応
(5, 7, 7i, 8)
O O

[Plus] ステップマニアのエディターから譜面作成する際の注意

ステップマニアのエディターから譜面を作成する方法は以下を参照してください。

ステップマニアのエディターには、5key, 7keyは存在しません。
そのため、"Steps Type"を 8key ( dance-double ) にした上で作成してください。
( 設定はVer3.9の場合、
 メニュー → EDIT/SYNC SONGS と進んですぐの画面で行います。 )

8keyで作成するため、
5keyの場合一番端から→, ↑, ↓、7keyの場合一番端の → はそれぞれ不要です。
(つまり、左端を基準に左矢印、斜め左矢印、・・・となります)

追加情報は入れないでください。(BPM計算位置に影響するため)
smファイルを開いて、#BPMS=...が17行目にあれば大丈夫です。
また、現状速度変化には対応していません。

上述の通り、smファイルに対応しています。
dwi, sscファイルには対応していません。ご注意ください。


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